笛ニキ練習日誌

何故笛を吹くの?

心が落ち着くからさ。
気が狂ったように吹き続ければ、いやなことなんてすぐ忘れちまうぜ!

6本のリコーダー(ソプラニーノ、ソプラノジャーマン式、ソプラノバロック式、アルト、木製アルト、テナー)とオカリナを持って路上で吹いています。

「アリとキリギリス」に寄せて

どうも(;`Д´)y━~ボクですw


今日の挨拶:


皆様にお知らせがあります。約1年に渡りブログに掲載していた
「今日のみゆき」のコーナーですが、しばらくお休みしようと思います。


最初はみゆきさんの素晴らしい歌詞を紹介するとともに、自分自身の過去と合わせたりなどをしていました。
みゆきさんの楽曲はまだまだありますが、


ブログを書くたびに、「楽曲一覧」から探し、曲を聴き、歌詞を調べ、解釈を読み・・
といった作業が発生して、書き上げた後に本題に入る。


1つ書き上げるのにものすごく時間がかかり、正直にしんどくなってきました。
しばらくは本題以降のほうに力をいれていこうと思います。
楽しみにしてくださっていた方もいるかもしれません。大変申し訳ありませんでした。



さて本題。


今日は童話シリーズ第3弾です。
本日は・・


「アリとキリギリス」


どんなお話しだったか見てみましょう。




夏のある日、キリギリスが野原で歌を歌っていると、アリたちがぞろぞろ歩いてきました。



「おい、アリくんたち。そんなに汗をびっしょりかいて、何をしてるんだい」
「これはキリギリスさん、わたしたちは食べ物を運んでいるんですよ」
「ふーん。だけど、ここには食べ物がいっぱいあるじゃないか。
 どうして、いちいち家に食べ物を運ぶんだい。
 おれみたいに、お腹が空いたらその辺にある食べ物を食べて、あとは楽しく歌を歌ったり、遊んだりしていればいいじゃないか」
「でもね。キリギリスさん。
 今は夏だから食べ物がたくさんあるけど、冬が来たら、ここも食べ物はなくなってしまいますよ。
 今のうちにたくさんの食べ物を集めておかないと、あとで困りますよ」
 アリたちがそう言うと、キリギリスはバカにした様に、
「ハハハハハハッ」
と、笑って。
「まだ夏が始まったばかり。冬の事は冬が来てから考えればいいのさ」


 そう答えると、また歌を歌い始めました。


 さて、それからも毎日キリギリスは陽気に歌って暮らし、アリたちはせっせと家に食べ物を運びました。


 やがて夏が終わり、秋が来て、
 そしてとうとう、寒い寒い冬がやって来ました。
 野原の草はすっかり枯れ果て、キリギリスの食べ物は1つもなくなってしまいました。


「ああ、お腹が空いたな。
 困ったな。
 どこかに食べ物はないかなあ。
 ・・・あっ、そうだ。
 アリくんたちが、食べ物をたくさん集めていたっけ。
 よし、アリくんたちに何か食べさせてもらおう」
 キリギリスは急いでアリの家にやって来ましたが、アリは家の中から、


「だから、食べ物がたくさんある夏の間に食べ物を集めておきなさいと言ったでしょう。

 家には家族分の食べ物しかないから、悪いけど、キリギリスさんにはあげる事が出来ません」
と、言って、玄関を開けてくれませんでした。


 キリギリスは雪の降る野原の真ん中で、寒さに震えながらしょんぼりしていました。


 今、楽をしているなまけ者は、そのうち痛い目にあうというお話しです。


おしまい。



あれ??
アリは助けなかったんだ・・(;´Д`)


冷たいのう・・
まぁキリギリスが悪いんですけどね。


実は幼稚園のころにこの劇をやったことがありましてね。
最初は違う役(名前もないなんかの役)だったのですが、キリギリスの子のセリフを口真似したら、いきなりキリギリス役に抜擢されてしまったこともありまして。


そのことでその後の人生を、家族から
「お前はあのときのキリギリスのままやな」と突っ込まれています。


働かざる者食うべからず」なんて言葉もある通り、生きていくため、食べていくためには働かなくてはなりません。
ただ、現代の日本人は働きすぎなところがあります。
「過労死」「過労自殺」といった悲しいニュースが流れています。



そんな中Twitterでこんなアニメが紹介されていました。



サイボウズ ワークスタイルアニメ『アリキリ』 第1話:残業編


本当に汗水たらして働くことが正しいのかを問うていました。


真面目に会社に勤めていても、リストラされる時代。
人員を補充されることなく、増える業務量。
時間短縮だけを迫る「ジタハラ」なんて言葉も生まれています。



働くってなんなんでしょうね。



世の中にはブラック企業といわれる企業がごまんとあります。
とあるゲイバーのマスターはこんなことを言っていました。


「私は、働くの好きだから休みなくてもいいんだよ!でも国とかがうるさいからさー」


結局のところ
その仕事が好きか、嫌いか。自分に合っているか、合っていないか


それがブラックなのかそうでないのかの基準になるのではないのかなとも思います。


まあ私は、今の仕事向いていないと思いつつ行動を起こせずモヤモヤしてはいますが・・・


何故こんなことを考えたのかといいますと。

「ちょっと今から仕事やめてくる」予告


これをDVDで観たからです。


阿須賀くんが演じる子の気持ちもわかる。
鬼上司の気持ちもわからんでもない。(彼もまた、その上からの圧があるはず)



私も「ちょっと仕事辞めてくる」と気軽に言えたらどんなにいいか。
色々と考えさせられました。


にしても、福士蒼汰くんの演じるこの明るいキャラは
仮面ライダーフォーゼの「源太郎」以来でしょうかね、


嫌いじゃないw


調べてみたら、アリが最後にキリギリスを助けるような話にしたのは
ウォルトディズニーなんだそうです。


元の話しでは音楽そのものを「生きていくのに不要なもの」としているからでしょうか。


私も音楽に携わる身としては。
音楽は生きる力をくれるものだと思っていますので。


仕事は仕事でやりますが。
音楽を捨てるようなことはしたくないなと思いました。


では願わくばまた明日☆彡