小説「青くて痛くて脆い」に寄せて
どうも(;`Д´)y━~ボクですw
今日の挨拶:
ああああああ!!!
なんてことを!
こうなってくると
彼の数々のクズエピソードが出てくるわけですが・
まるで
「野村周平みたい」と関係のない周平ちゃんが叩かれるw
いよっ!さすが炎上俳優w
さて本題。
彼氏から誕生日プレゼントにもらった小説
「青くて痛くて脆い」(住野よる)
作者は「君の膵臓を食べたい」を書いた方。
なかなか読み進められなかったのですが、何とか読み終わりました。
というわけで感想文です。
①登場人物
●田端 楓(たばた かえで)
商学部に通う大学生。18歳までに「人に不用意に近づかない事」、「誰かの意見に反する意見をできるだけ口にしない事」の2つを信条にしている。モアイの設立に参加したが、モアイが理想と違ってきたと感じ、モアイを脱退した。権力闘争に負けたようなものだと考えている。大学4年生の時に1年生の時に秋好と設立した時の理想のモアイを取り戻すため、モアイを壊し、再生させようと決意する。その手段としてモアイのスキャンダルを探す。
●秋好 寿乃(あきよし ひさの)
茨城県出身で政治経済学部に通う大学生。高校ではサッカー部だった。大学入学時の信条は「なりたい自分になる」。サークル「モアイ」の初代代表。
●董介(とうすけ)
田端のバイト友達、大学生。意識高い系の学生が集まる「モアイ」を嫌っており、モアイを壊す手伝いをする
●ポンちゃん
愛媛県出身。董介のゼミの後輩。モアイの幽霊部員。高校生の時から付き合っている彼氏がいる。本名は本田朝美である
●川原理沙(かわはら りさ)
田端のドラッグストアでのバイト仲間。田端が4年生の時に1年生。田端にヤンキー女子大生と呼ばれる。田端にモアイの内情を探るため勧められモアイに加入するが、もともと自分に酔っている人たちが好きなため、その後は積極的にモアイの活動に参加するようになる。
●テン/天野
モアイの幹部。イベントでは司会を行う。チャラいが悪くない奴
②あらすじ
人と極力関わらないを信条とする田端楓。ある日大学の授業で唐突な理想論「世界を平和にできるか」を教授にぶつけ、学生たちから失笑を受ける秋好寿乃と出会う。
関わらないようにしていた楓だが、秋好に振り回される形で行動を共にするように。
入るサークルに迷っていた秋好に、「理想のサークルがなければ自分で作ればいい」というアドバイスをした。
ここに世界平和のために「やりたいことをやる」の目的の元、
秘密結社「モアイ」を2人で結成。
それから4年。
楓は「モアイ」を辞め、就職活動とバイトに励む日々。
秋好がいなくなった「モアイ」は当初の目的とは大きくかけ離れたリクルート向けのイベントサークルへと変貌し、学内で幅を利かせる大きなサークルとなっていた。
秋好のために、当初の目的を失った「モアイ」をぶっ壊すことを決める楓
同じく「モアイ」を苦々しく思っていた、友人、董介と共に、モアイに潜入する。
③感想
あらすじはこんな感じでしたが、当然ですが「大どんでん返し」な話でした。
当初読んでいるうちは・・楓に同情するような気持になりましたが、
最終的には・・「なんだコイツ?」という感じになりました。
ネタバレをしてしまえば、秋好は実質モアイからいなくなったのではなく、
昔の理想を捨てて変わってしまい、昔の秋好がいなくなってしまったという感じ。
現在でも秋好はモアイの代表でありつつげ、巨大化したサークルの代表としてメンバーたちを率いておりました。
それに対して、「間違いを正してやろう!」という謎の正義感を振りかざす楓。
勝手に妄想し、勝手に暴走し、大切な友を傷つけてしまう。
まさに若さゆえの大暴走、黒歴史といったところでしょうか・・
でもね、わからんでもないんですよ。
団体の目的は人が増えていけばどんどん変わって自分にとって居心地の悪い場所になってしまうもの。
私にもそういう経験はありました。
だからこそ、今でもリコーダー活動は一人で続けています。その方が自分にとって一番都合がよいんですよねぇ・・
まぁ人とぶつかることでもっといいものができていくっていうのもわかるんですけど、それはその時だけの付き合いの方が楽なんですよねぇ。
そんな、青くて痛くて脆い、
昔の自分に投影されました。
あ、ちなみにこの作品・・・
8月に劇場公開されてまして・・
まぁ・・せっかく彼氏が本買ってくれたんで、読みましたけど・・
えーあー・・うん。まぁありがとうってことで。
では願わくばまた明日☆彡
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