笛ニキ練習日誌

何故笛を吹くの?

心が落ち着くからさ。
気が狂ったように吹き続ければ、いやなことなんてすぐ忘れちまうぜ!

6本のリコーダー(ソプラニーノ、ソプラノジャーマン式、ソプラノバロック式、アルト、木製アルト、テナー)とオカリナを持って路上で吹いています。

ドラマ「女王の教室」に寄せて(今の私を作ったもの)

どうも(;`Д´)y━~ボクですw



今日の挨拶:


珍しく寝坊してしまいました。(-_-;)
目が覚めたら始業5分前。


本当に申し訳ない。



さて本題。


今の彼氏君、子供のころからテレビっ子。
私は、以前にも話した通り大学時代は家にテレビはあれど、ビデオがなく録画ができないためリアルタイムで視聴し続けるドラマというものをあまり見てきておりませんでした。



見るのはだいたい、1回見忘れても大丈夫な、バラエティが多かったと記憶しています。



付き合った当初に、いろんな昔のドラマをレンタル屋で借りてきては一緒に観たというのがあります。
現在も、ドラマからの劇場版までいくとだいたい劇場まで足を運ぶ。


この中で私の心をひきつけてきたドラマをいくつか紹介しようと思います。



最初は・・


これは今観ても面白いと思えるドラマでした。



今までにいない教師像。


これでもなく。


これでもなく



これともまた違った


ダークな教師。


ダークでありながらその裏に隠された生徒への深い深い愛情。


それがこの
「阿久津真矢」


主演の天海祐希さんといえば、どちらかというと
理想の上司のようなキャリアウーマンの役がドはまりしていたため
ここまでダークサイドに落ちたギャップは見ものでした。。



真矢先生ったら


いきなり。


テストをやって成績の悪い2名を、クラスの代表委員(という名の雑用係)にしたり。
学校に不要なものをもってきたら取り上げたり。
生徒のプライベートを調べ上げ、全て監視したり



教育委員会もびっくりな教育方針。


親御さんたちには個別面談で、親心をくすぐる発言で絶大なる信頼を得ており
子供たちにとっては目の上のたんこぶのような存在でした。


そんな真矢先生のお言葉集。



「愚か者や怠け者は、差別と不公平に苦しむ。 賢いものや努力をしたものは、色々な特権を得て、豊かな人生を送ることが出来る。 それが、社会というものです。」


今の私にある理不尽もまた
私が「愚か者」であり「怠け者」であることを示しているような気がします。




「そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるか知ってる? 今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。


世の中のしくみや、不公平なんかに気づかず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら、上司の言うことを大人しく聞いて、 戦争が始まったら、真っ先に危険な所に行って戦ってくればいいの。」


今の社会を見ていれば、「ほんとこれ」という感じです。


あの頃から日本という国はなにひとつ変わっていないのかもしれません。
アホなことをつぶやく「政治家」たちをのさばらせているのは誰ですか?



「学ぶ」という言葉に関してはこんなお言葉がありました。


「これからあなた達は、知らないものや、理解できないものに沢山出会います。美しいなとか、楽しいなとか、不思議だなと思うものにも沢山出会います。


そのとき、もっともっとそのことを知りたい、勉強したいと自然に思うから人間なんです。好奇心や、探究心のない人間は人間じゃありません。猿以下です。」



いろんな情報が流れている今だからこそ、それを真に受けるのではなく
自分で考えて自分で答えを出す。それこそが学びであると


どうやったら人を愛せるか、それもまた勉強であること。



他人の痛みについては。


みんな、自分と同じ生身の人間なんだと。
どんな人にも、あなたの知らない、
素晴らしい人生があるんだと。
一人一人の人間の持つ家族や、
愛や夢や希望や思い出や友情を奪う権利は誰にもありません。
残される遺族に、苦しみや、痛みや、悲しみを与える権利も
誰にもありません。


「だから人を殺しちゃいけないんです」


あなた達も、過ちを犯すかもしれないから、
肝に銘じておくことね。
犯罪を犯した人間は、必ず捕まります。
逃げることが出来ても、一生その呵責に苦しみます。
周囲の人間からは見放されます。
死ぬまで孤独です。
もういいことは一つもありません。
二度と幸せになんかなれません


自分たちの正義のために無差別に人を殺めたあの宗教家たちは
皆、死刑になりました。
彼らは関係した者、また無関係の者たちの明日を奪った者たちです。


だれにも奪うことのできない他人の未来を奪った者たちです。


戦争もまた同じ。そこに住む者たちの明日を奪い、生活を奪う。


真矢先生は、教育者として純粋に、そしてまっすぐであろうとした教師でした。



ちなみにこのドラマに出演していたのが。


    



今も第一線でがんばっております。



不甲斐ない私に心のどこかで真矢先生が
「いい加減めざめなさい」


と叱っているような気がします。


では願わくばまた明日☆彡