ゲイの出会いの変遷
どうも(;`Д´)y━~ボクですw
今日のみゆき
緑なす春の夜に二人は凍え切って巡りあった
与えあう何ものも残ってないけど
もう二度と傷つかないで
「ふたりは」より
愛を求めていたのに、愛を持たない者たちと体を重ねてきた女
ごろつきと呼ばれ、孤独な男。
そんな二人が出会う。
前にもこの歌の歌詞は紹介したことがありましたが、
今回は「出会い」がテーマのためこちらを採用いたしました。
さて本題。
私がゲイとして活動をはじめたのは高校3年の18のころ。
出会いのやり方もいろいろと変わってきました。
今日は時系列にならべた想い出話。
①覚醒前
男性経験はおろか、女性経験もなかった高校時代。
エロ男子高校生でしたから、
クラスのいけてる男子や部活の先輩やらにこっそりとした恋心をもっていました。
そして・・妄想だけがふくらみ自分を慰めていました。
あるとき
クラスメートがこんなことをいっていたのです。
「『さぶ』ってホモ(蔑称)の雑誌ばい」
これで本屋で勇気を出して「さぶ」を購入しました。
そこにはいろんな情報が載っていました。
グラビアのいやらしいものをみながら、自分と思いを寄せる人に置き換えて妄想していました。
②アナログ期
大学で地元を離れ福岡にやってきた私。
まずやったのはゲイの雑誌を買うこと(1)
文通コーナーというのがあって、載っている人に手紙を書きたいときは編集部あてに、転送用の封筒を入れて編集部から送ってくれるのだそう。
返事がきました。
福岡市内に住む、同い年のH君でした。
私は大学で福岡県内にはいたものの、電車で30分くらい離れた別の市に住んでいました。
彼に会いに電車に乗って福岡市まで。
はじめてのデートは忘れもしない、舞鶴公園。
二人で歩いて座ったときに初めて手をつないでみました。
人に見られないか本当にドキドキでした。
ただ当時はポケベルもPHSも持っていなかったし、連絡が取れないままとなりそれで終わりました。
次にいったのは
夜の公園(2)。地元雑誌みたいなところにこの公園のことが書いてあって、「でるらしい」という解説があったんです。
何が出るのかわからなかったのですが、もしやと思っていってみたら。
いらっしゃったという感じ。
公園のトイレが初体験の場所でした。
その後、その公園には毎夜毎夜通っていました。
そこで知りえた情報によると
伝言ダイヤル(3)
というのもがあると。
#8501で、暗証番号を入力するとゲイ専用の部屋にいくことができ。
そこにメッセージを残せました。
今では恐ろしくてできませんが、当時は自宅の番号をそこに載せていました。
電話がかかってきて
「こんばんはー!どこに住んでるんですか?」
「福岡市内です。そっちは?」
「●●市です」
「・・・ガチャ」
こんなやりとりをしつつ、それなりに出会いもありました。
この辺りで公園にいったときに出会った同い年の医大生Sと付き合うことになりました。
それが生まれてはじめて付き合った奴でした。
友達が多いSはそちらばかりでなかなか相手にしてもらえない。
あんなに好きっていってたのに・・
そのうち私が彼を責めるようになってしまい、結局別れることに。
でもなんだか悔しくて私はストーカーになっていました。
この当時はあまりに辛くて周りにもきつく当たったりして孤独でした。
この時代は私にとっての暗黒時代でした。1年くらい引きずっていました。
別れてもときどきは体を重ねたりしていました。
さらにSにゲイバー(4)に連れていってもらっていたので、別れてからは電車でよく博多まで出て朝まで飲んで帰るようになりました。
まだこの当時はゲイバーも出会いの場みたいなところはあったと思います。
同い年くらいのちょっとかわいい子たちは大人をうまく転がして、お酒をおごらせたりなんてことをやっていましたが、私はその恩恵にはほとんど預かれませんでしたよ。
③デジタル期
社会人になり今のところに引っ越そうかというくらいのときに
伝言ダイヤルで2番目の彼氏Tと出会いました。
年下でしたが、この当時の私は年上は苦手で同年から下くらいがいいなと思っていたので
見た目はかわいらしい顔をしていました。
頭がよく大学院にまで行っていて、彼の仲間(ノンケ)にも合わせてもらったりしていました。
一方私は携帯をもち、ネット環境が整った辺りから
ゲイ専用のホームページ(5)
ヤフーチャットのゲイ部屋(6)
mixi、TwitterなどのSNS(7)
ニコニコ動画(8)
ゲイ専用出会いアプリ(9)
とつながっていきます。
雑誌の文通コーナーからするとものすごい進化を遂げてるなぁと思います。
出会いのチャンスもそれこそ広がっていますが、
出会いの低年齢化やいろんなトラブル、犯罪なども増えてきています。
また人のつながりも気に入らなければブロックという感じで、すごく希薄になってきたように思えますね。
人付き合いは面倒だし、苦手だけれども
それでも一人でいるのはさみしいものですよね。
だからこそ、人は出会いを求めるでしょう。
では願わくばまた明日☆彡
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。